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プラチナのウェブページを見ると、「スリップシール機構」と何やら聞き慣れない構造の完全気密キャップの万年筆が発売されるとあったので、1本求めて、3776を3本そろえて「今週の3本」プラチナ班にしたいと思っていた。
その本命の「3776 CENTURY」に先駆けて、新しい内部構造を知らしめるためか、限定でデモンストレーター「本栖」が販売されたのだが、最近はペリカンもM1005デモンストレーターを出すなど、相変わらずスケルトンブームは続いているのか、私としては、透明軸にやや食傷気味であった。
しかし、それでも「シリアル番号付き限定」のうたい文句に釣られて買ってしまうのである。ちなみに番号は「883」であった。
パイロットの木軸がドック入りのため、その間の代わりに、あじさいの絵を施したコンバータを使って、セーラーのインク「アプリコット」をいれて使ってみようと思う。
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昨日話題にした、コクヨのノートカバー「SYSTEMIC」である。
そして、中身のノートは、基本的に万年筆の筆記に耐え得るコクヨのキャンパス・ミオペーパー、たまに奢ってライフのノーブルノートを使用する。最近は、格安のナカバヤシの中性紙ノート(おそらく生産中止になった旧モデルの在庫処分なのだろうが、定価の半額になっていたのをまとめ買いした)を使っている。
秋冬春はノートカバーも革製品を使っている(ナガサワオリジナルまたはTroika)が、夏になると机上の革製品は暑苦しく感じるので、コクヨのカバーの登場と相成るわけだ。
勿論「そんなに暑いと感じるならカバー取っちゃえよ」「涼しげなカバーの代わりなら、マルマンのセプトクルールを使うという手があるじゃないか」といわれそうです。
しかし、言うまでもないことだが、当たり前すぎて言うのも恥ずかしいが、カバーの良さは裏表紙にちょっとしたメモやカードを挟み込めることにある。スケジュール・TODO関連のメモならスケジュール帳の該当する日付ページの端に剥がせる糊をつかって貼り付けておくのだが、それ以外のメモで、しばらく置いておきたいものは、片付け上手で整理下手の私にとってはノートの裏のポケットが紛失防止に最適なのである。
プラチナの複合筆記具ダブルアクションで、カーボンファイバー、スターリングシルバー、そして革巻きの3兄弟である。
ちょっとした会議にメモと一緒に携えるのにちょうど良いので愛用している。会議用のノートにはコクヨの「システミック」(ちなみに私は「赤×グレー」のカバー)を使っているので、表紙ポケットにこれらを挟んでいる。
ところで、プラチナのダブルアクションは、高いものは2万円の肥後象嵌から、安いものは210円のエコロジーシリーズまで豊富なラインナップをそろえ、同じデザインでも軸の素材や色が変わるとガラリと雰囲気も変わる。スターリングシルバー軸は繊細で女性的(軸径も通常のものよりやや細いことにも起因しているのか)な感じがする。一方、カーボンファイバー軸は炭素繊維が黒く光り、いかにも男性的である。
さて、次に狙うのは木軸である。エボニー、ローズウッド、ウォールナットの3種類の中から、どれにしようかと思案中である。勿論、3本ともまとめて買ってもいいのだが、「この1本に決めた」というプロセスが楽しいのだ。
一日を締めくくる日記用に、新たに加わったセーラーのキンマ塗りである。
大阪梅田の阪神百貨店で、現行の漆塗り万年筆に混じって、これが並べられていたので、一も二も無く持って帰ってきた。すでに製造中止になったものなので、「この機会を逃したら二度とめぐり逢わないかもしれない。この期の出会いも何かの縁じゃないか。」というわけで、その勢いで購入した。
さて、その書き味だが、やはり、しっとりと手になじむ塗りものは書いていて心地よい。インクはペリカンのロイヤルブルーを入れているが、ペン先の滑りもよく、ヌラヌラと滞ること無くしっかりと筆記できる。また、勘合式のキャップはカチッとやや高い音を発しながら、しっかり閉じられる。そして、使い終わると、つやふきんで軽くササッと拭き、塗りの艶を出してから仕舞っている。
華美にならず、かといって工芸品としての品格を備えたまさに、その日の締めくくりにふさわしい万年筆だ。
仕事で使う今週の3本を紹介する。最近は以下に紹介するセーラーの3本セット、またはパイロットの3本セットを携えることが多くなった。
当たり前のことであるが、道具は使う者の要求に対して100%答えてくれるものでなければならない。筆記具においても、記録する(文字を書く)ための道具としては、万人が容易に扱え筆記できるボールペンやメカニカルペンが一般的であり、それは正しい進化といえる。
一方で、今や毛筆や万年筆は「筆記」そのものの使命から、派生的に「芸術性」や「人間性」という価値が付加され、その役割が広がり綿々と生産され続け、使用されている。
万年筆に当てはめると、筆記角度や筆圧の入れ具合によって筆跡が変化するので、筆記時の精神状態が筆跡に表れる。言うならば「人間性」を映す鏡のようなものである。それ故に、好事家に愛される所以でないか。
しかし、如何に好きであっても、ファーストタッチ(書き出し時)にインクが出ない、途中でかすれる、引っ掛かるなどは言うに及ばず、自分のコントロールに追従した筆記感の得られないものは、それがどんなに高価であろうとストレスのもととなる。
無論個体差もあり、その製品全部に当てはまるというわけでもなく、また使用する人の持ち方や書き癖によっても、印象は大きく変わるので、迂闊に善し悪しを云々することはできない。
私は、ドイツ製のメジャーブランドの万年筆が大好きだ。胴軸の色、全体的なライン、デザインとも言うことなしに格好良い。胴軸の太いものから細いものまで、色も黒・緑・青・ボルドー・限定黄色など、いつも胸のポケットに差していたいほどだ。しかし、いざインクを入れて書き始めると、しっくり来ないのだ。自分の筆記に合わないのだ。
だからこそ、万年筆を愛好するのだろう。(言葉足らずだが、きっと分かってもらえる?)
さて、本題の、明日から鞄の中に入れる3本は、
セーラーのプロギア・マイカルタにインクはセーラーの極黒
TSUGE・マイカルタにインクはナガサワ神戸インク物語(セーラー)の「垂水アプリコット」
セーラーのプロフィット・細美研ぎにインクはセーラーの青墨
最近の「セーラー班」はこの組み合わせで、「パイロット班」と「外国班」とをセットで交替に使っている。ちなみに「パイロット班」の木軸(ニッカ樽)は先日のペンクリ時に入院治療となった。
仕事では、画数の多い漢字を楷書で書くことが多いので、上のような3本を選択することになる。そして、これらはいつも最高の仕事をしてくれるのだ。
ナガサワの限定モデル「ペンスタイル メモ改」である。お店にまだ2本残っているということで購入した。ベースとなったモデルはセーラーのプロフェショナルギア・スリムミニ銀である。通常スリムミニは、胴軸が短いのでコンバーターを装着することができないのだが、尻軸に穴を開けるという「改」を施し、コンバーターのつまみ部分の先端を尻軸から露出させることで、コンバーターを使えるようにしている。
「面白いことを考えるな」と感心しつつ、「コンバーターを使いたいなら別にスリムミニでなくてもスリムで良さそうなものを」と思ってしまう。しかし、それでもミニペン愛好家?にとっては「スリムの本体サイズ124mmに対してスリムミニは103mm。この2センチの差が大きいのだ」と言われるかも知れない。
それにしても、尻軸からコンバーターのつまみが露出していると、ワイシャツの胸ポケットなどには怖くて差せない。ちょっとしたはずみでインク漏れ事故を起こしてしまう危険性があるからだ。持ち歩くなら、PenStyle memoにおまけで付いてきた一本差し用のケースに入れて首からぶら下げるのが良いかもしれない。
とはいえ、今までスリムミニを使うには「空になったカートリッジ」に注射器でインクを入れる手間がかかったが(勿論、純正カートリッジのインクを使うのなら、そんな手間は不要である)、この「memo改」ならコンバーターが使えるので、お気に入りのインクを好きなだけ入れ替えることができる。
手間と危険性、天秤にかけると、はてさて・・・
初めてパイロット社のエラボー万年筆を使ったのは昭和55年(1980年)頃のことである。当時文学部の学生であった私は、論文を書くための万年筆を探すべく神戸の富士商会に立ち寄った。狭い入り口を抜け、左右の壁に商品がギッシリ積まれた店内を進んで行くと、目的の万年筆が細長いショウケースに並べられていた。そのケースの前で先代の社長に「論文を書くのに最適な万年筆が欲しい」というようなことを言ったと思う。「それだったら、これにしなさい」とケースからお出しになったのが、初代エラボーであった。
その当時、柔らかい書き味だがインクが盛大!に出るペリカンに辟易していた(今ならペンドクターに調整してもらえるのだが)私にとって、画数の多い漢字もつぶれることなく明瞭に書け、なおかつ柔らかな書き味のエラボーに魅せられてしまった。その後は改良型の2代目は購入に至らず、社会人になってからも初代エラボーはスケジュール帳のお供に活躍した。それでも、いつのまにか出番が減ってゆき、忘れ去られていった。
そして、一昨年、懐かしい友に会う気分で復活した3代目を手にした。新たに金属をまとった友は、セーラーの極黒を飲み込みスケジュール帳と業務日誌の上を走った。しかし、軽快な取り回しの初代に比し、やはり金属軸はゆったりと一字一字確認しながら書くには良いが、キャップを尻軸に付けると重心が上がるので、私のようなペン先近くを握る者にとっては余計に重く感じてしまう。
そのような不満を持つユーザーを知ってか知らぬか樹脂製モデルを出してくれた。ちょうど先週パイロットの広沢さんがナガサワに来られていたので調整方々、限定色の白軸モデルを購入した。
真っ白な胴軸に、未だインクを入れず、矯めつ眇めつ状態である。
実戦配備に黒軸をもう一本!?か・・・
今週からパイロットのペンケース「ペンサンブル」5本差しロールペンケースを使ってみる。外側は柔らかい仔牛革、内側はスエードでロールタイプゆえの落下防止フラップもついている。
さて、今週仕事で使うペンの方は
先週から使い始めた超極細UEFのパイロット「ヘリテイジ912」にパイロットインク黒色。
この超極細は、普通に(注1)筆圧をかけても紙に引っ掛かる感じで、ヌラヌラとはほど遠い感触だが、反対に、ほとんど筆圧をかけないでペン先を滑らすことで、かすれることなく見事に髪の毛のような線が書ける。これは、全くもって見事である。ridoのミニプランナーの罫・枠内(幅4mm)に記入する際もストレスを感じない。手帳の限られたスペースに細かい字で書きたい人にはお勧めできる。パイロットのHI-TECコレト0.3mmより細い線が書けるのである。細字好きの人には一本使って欲しいところだが、現在パイロットのUEFは生産中止品であり、このヘリテイジ912UEFもナガサワ文具センターの限定品なので、広く販売されないのが残念である。ポスチングやミュージック、フォルカンなど特殊なペン先のものがラインアップされているのだから、UEFがあっても良さそうなものだが。
さて、2本目、3本目は
雑記用の青色は、最近お気に入りで登場回数の多いのモンブラン145にペリカンのRoyal blueである。細い胴軸でバランスが良く、取り回しが楽でとても書きやすい。
赤色は、ラミーのアルスターにヌードラーズのオットマンローズをいれ、久しぶりにラミーを使うことにした。というのも、サファリが発売30周年 ということで、オリジナルペンケース付きの日本限定色(白軸に赤のクリップはすでに販売されているが、ペンケース付きにはシリアルナンバーが付く)が出るということを聞いたので思い出したようにラミーを使う。ちなみに初代モスグリーンからの愛用者である私としては、今回のジャパンカラーは求めないわけにはいかない!?とまんまとラミーに乗せられつつ、ナガサワに予約を入れてしまった。
(注1)私の場合、ボールペンで伝票に住所などを書くときの筆圧を「普通」とするなら、おおよそ100~120g程度である。一般的かは分からないが、150gを「通常圧」と標準値を示している例もあるようだ。
神戸三宮のナガサワ文具センターで催されたパイロットのペンクリニックへ行ってきた。
今回の催しにあわせて、特別に用意されたのが、新製品のヘリテイジ912とカスタム742のペン先EFをUEF(EFをさらに微細に研ぎ出したもの)にした限定品である。これは、パイロットの広沢さんがナガサワの注文に応じて、現在生産中止になったUEFを20本(ヘリテイジ912を10本、カスタム742を10本)だけ復活させたものである。
超極細といえば、今やセーラーの長原さんが研ぎ出す「細美研ぎ」しか選択肢がないので、この機会に求めておいた。細美研ぎはペン先が21金だからなのか3万円とお値段も張るが、こちらは2万円(742、912とも14金)と割安感がある。
早速、明日は黒色インクを入れたペンをこれに替えて使ってみる。一応インクはパイロットのブラックにする。
吉宗さんからPen and message.オリジナル万年筆「セレネ」がようやく入荷したとの連絡が入ったので久しぶりに店に出向いた。10ヶ月待った甲斐あって、とても綺麗なペンを求めることができた。早速家に帰って何を書くでもなくいたずらにペンを走らせつつ、調整済みであることも手伝って全く引っ掛かることもなく、その柔らかいペン先のしなりを楽しみ、心地よい書き味を確認した。
ところで、初期ロットはペン先が銀色一色のところ、今回の入荷分は金銀のバイカラーになっており、一色のものと交換可能とのことだったが、これで結構キャップの白黒のコントラストに調和しており、このまま使うことにした。P&Mではオリジナル万年筆として今後も続けて販売する予定だったそうだが、マーレンの都合で先の入荷分とあわせて51本で終了になるとのことだ。すでに予約で完売しているそうで、ちなみに私の入手したペンは通番32番であった。
店でペリカンのRblueインクを入れてもらったので、当面は日記の記入用に使うつもりである。
格安のモンブランを入手した。キャップ式なのでありがたい。
毎日、仕事場ではワイシャツの胸ポケットに(出勤時は上着の内ポケットに指して出かけ、仕事場に着くと、上着を脱ぎ、ボールペンをワイシャツに差しかえている)黒インクのボールペンを1本指しているのだが、すべて回転繰り出し式のものだ。ノック式では知らぬうちに誤って、ポケットに指したままの状態でチップ(ポイント)を出してしまっていることがあるからだ。この事故で嘗て何度か気分の悪い思いをしたものだ。お気に入りのシャツを着たときに限って、この事故が起きたりする。
ローラーボールのように水性インクはなおさら、事故が起こらないように、キャップ式のものが有難い。キャップをせずにポケットの差せないのだから、当然事故も起こりようがない。
ということで、私にとってキャップの効用は、こんなところにある。
ジェットストリームに追従するように、各メーカーとも粘性の低い油性インクを発売しているが、やはり私の好きインクはジェットストリームである。ただ難点は、机上での普段使いなら良いが、ちょっと外へ持って行く気にはなれない。筆記具なのだから、書き味と明瞭な筆跡であれば何ら問題ないところではあるが、そこは雰囲気や演出を大切にしたいとき、金属軸又は木軸を使いたい。
さて、このデュポンのイージーフローは、とても良い書き味だとコメントをいただいたので、早速使ってみた。パーカー互換のリフィルなので、パーカーの銀軸に入れてここ3日ほど使っている。なるほど、イージーフローと銘打っているだけに、粘度も低く書き心地も良好である。ナガサワ・デンの竹内氏も、粘性の低いインクが望まれている昨今にあって、各社ともその傾向にあるとのこと。
私など「ヌラヌラ」派にとっては、とても良い傾向である。
胴軸の素材では、暖かく優しい木軸、しっとり感のエボナイト軸、そして手に馴染むマイカルタ軸などが使っていて心地よい。なかでもマイカルタは以前にも書いたが、ナイフのハンドル材として使われているだけにフィット感はとても良い。かつてセーラーの川口さんがペンクリニックなどで売られていたときに、手に入れることが出来ず、後日、代わりに柘製作所のキャンバスマイカルタ(グリーン)を求めた。その柘製作所のマイカルタも今は在庫がなくなり、こんなことなら黒も買っておけば良かったかな思っていたところ、今年セーラーがプロフェショナルギア・マイカルタをラインナップに加えたので、迷うことなく購入に至った。仕事に使う今週の3本に必ず入る1本となった。
上の写真は、首軸を元に戻しているが、いつもは首軸を長原Jr再調整(長刀研ぎよろしくペン先を立てると極細字、徐々に寝かすと線が太くなり細字になる)の細美研ぎプロフィットの首軸に替えて使っている。
チェック用の赤色インクに加えて、橙色のインクも使っている。これは、今年ペリカンから特別生産品として出された「M205 DUO」に付いているハイライターインクに触発されてのことである。ちょうど黄色いインクが欲しいと思っていた矢先に、ナガサワのオリジナル「神戸インク物語」シリーズに、垂水アプリコットが追加されるとのことで、早速購入した。「アプリコット」と命名されているだけあって、スーパーで売っている缶詰のアンズの実と同じ色合いだ。今のところこのインクと同じ色の軸をもったデルタに入れて使っている。いつもの黒青赤の3本体制にプラス橙色が加わったわけであるが、そこで、4本を携えるためのペンケースで良いものを探している最中である。気になってもののなかでは、スミ利文具店で紹介されているパイロット本革ペンケース・シリーズ「ペンサンブル」が良さそうだ。
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